1990年代前半から約30年、日本映画界において誰も真似のできない、むちゃくちゃな映画宣伝を繰り広げてきた、映画宣伝プロデューサー叶井俊太郎。
パワフルでワイルド、痛快で乱暴、非常識で掟破り、そして怖いもの知らずにして向こう見ず。彼が手がけた作品は空前の大ヒットを飛ばす一方で、壮絶な大コケを記録することも。
ヒットしようとコケようと、その度に話題をかっさらい、映画業界では知らない人はいない“名物人間”です。
そんな叶井氏が末期ガンで余命半年と宣告されてから、1年半。
ガンをも吹き飛ばし、ますますやんちゃに突き進む彼が手がけた作品群を上映する「第1回東京国際叶井俊太郎映画祭」の開催が決定しました。

「第1回東京国際叶井俊太郎映画祭」で上映されるのは、叶井俊太郎氏が手がけた数々の傑作、怪作、珍作、駄作の中から選りすぐられた珠玉の4作品。

日本以外全部沈没 (C)2006 映画「日本以外全部沈没」製作委員会  |  yakumoxBB

盟友・河崎実監督と叶井俊太郎氏のタッグにして最大のヒットとなった『日本以外全部沈没』。

キラーカブトガニ (C)2021 RAVEN BANNER ENTERTAINMENT INC | yakumoxBB

叶井氏が手がけた動物パニック映画の中でも、最大のヒットを記録。
「サメの時代は終わった」というコピーも秀逸な『キラーカブトガニ』。

ムカデ人間2 (C)2011 SIX ENTERTAINMENT | yakumoxBB

叶井俊太郎氏の代名詞のひとつと言っても過言ではない『ムカデ人間』シリーズから『ムカデ人間2』。
そのカラー版を、シレッと世界初の劇場上映。まさかのワールドプレミアが実現。

屋敷女 ノーカット完全版 (C)2007 LA FABRIQUE DE FILMS BR FILMS | yakumoxBB

『屋敷女』公開時、なんと映倫が審査拒否。
劇場では途中退席者が多数出て物議を醸した『屋敷女 ノーカット完全版』。

各作品とも、映画評論家・江戸木純氏とのトークショーを予定。
尚、叶井俊太郎氏は本映画祭の開催について
「マジで映画開初!フルネームで映画祭やってくれるとは!死ぬ前に伝説作れた!」と、喜びのコメントを発表しています。

「第1回東京国際叶井俊太郎映画祭」は、2023年12月16日(土)、17日(日)ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。

第1回東京国際叶井俊太郎映画祭
2023年12月16日(土)、17日(日)ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催

【上映作品】
日本以外全部沈没
キラーカブトガニ
ムカデ人間2 カラー版(ワールドプレミア)
屋敷女 ノーカット完全版

チケット料金:一律1,000円

映画祭特設ページ https://ttcg.jp/special/kanai-filmfestival