現地時間の2023年9月14日、ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが、ハリウッドを象徴するTCLチャイニーズ・シアターのセレモニーにて自身の手形・足形を刻みました。
このセレモニーに日本人が選出されるのは、約100年の歴史の中で初の快挙であり、アジアでもアーティストとしては初のこと。
ハリウッドが日本のアーティストを認める歴史的瞬間をとらえるため、当日会場にはこの10年で稀に見るほどの多くのメディアが殺到しました。

YOSHIKI’s imprint ceremony | yakumoxBB

セレモニーでは、名前、手形、足形の順に型が取られ、最後にはドラムスティックを埋め込んだYOSHIKI。
この日は、本イベントのために、ハリウッドのメイン通りであるハリウッド・ブルバードの交通を規制。一般客もセレモニーの様子を観覧することが可能となっていたため、YOSHIKIの姿を一目見ようと、沿道にはたくさんのファンが詰めかけました。


YOSHIKI’s imprint ceremony | yakumoxBB

またゲストスピーカーとして、YOSHIKIと親交の深い世界的俳優のイ・ビョンホン、アメリカで最も影響力のある音楽プロデューサーの1人でありマドンナのマネージャーでもあるガイ・オセアリー、そしてYOSHIKIの親友であるKISSのジーン・シモンズも登場。
YOSHIKIの栄誉ある快挙を祝福しました。

YOSHIKI’s imprint ceremony | yakumoxBB

スピーチに立ったYOSHIKIは、「「ファンの皆さん、あなたたちのおかげで私は今ここにいます。諦めようと思ったことは数え切れませんが、諦めなかったのは、常にファンの皆さんがいてくれたから。そして母がいてくれたからです。」と、流暢な英語で挨拶。
「僕がここに来れたのだから、あなたたちも必ず夢を叶えることができます。自分を信じてください。不可能はない。自分自身のロックスターでいてください」と、今まで支えてくれた人たちへの感謝の言葉と、「Nothing is impossible(不可能はない)」という強いメッセージに、観客はもちろん現地の米国メディアからも感動の声が。

YOSHIKI’s imprint ceremony | yakumoxBB

この日はチャイニーズ・シアターにて、YOSHIKIが初監督を務めた音楽ドキュメンタリー映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」のハリウッドプレミアが開催され、上映後には、感動で涙する観客が続出。
今後、YOSHIKIは現地時間10月20日に、アカデミー賞の授賞式会場としても有名なロサンゼルス・ドルビーシアターにて、自身のクラシックコンサートを開催。
YOSHIKIの躍進から、ますます目が離せません。