1月12日、舞台「『画狂人北斎』―2023―」の制作発表記者会見を開催。
キャストの西岡德馬、雛形あきこ、馬場良馬、谷桂樹、津村友与支、水谷あつし、演出を手掛ける宮本亞門が登壇しました。

本作は、世界に名だたる画家の葛飾北斎と、その娘・お栄の親子関係を軸に、二人を取り巻く高井鴻山、柳亭種彦との人間模様を描いた物語。
狂人であり、人間味あふれる北斎の生き様に振り回された人たち。
江戸と現代を行き来する展開の中で、それぞれの時代を生きる6人の人間たちを通し、どこかうらやましくもある北斎の生き様から、現代人に“人生とは何なのか”“人間とは何なのか”を問いかけます。

西岡が主人公の葛飾北斎を、雛形あきこが娘のお栄を演じるほか、馬場が高井鴻山と柳川時太郎の2役を、水谷が柳亭を、津村が現代の北斎研究家・長谷川南斗(みなと)を、谷が南斗の弟子であり、絵が描けなくなっている若手画家・峯岸凜太を演じます。

演出を手掛ける宮本亞門は、「(西岡)德馬さんは、稽古の段階から北斎そのもの。北斎は73歳ぐらいから版画をやって、年齢なんか関係ない、これから生きてやるぞというエネルギーに満ちていた人。今回、全国を回りますので、多くの方に見ていただきたいです」と北斎から刺激を受けて、それが活力になっている様子。

「『画狂人北斎』―2023―」は、2月2日、3日の東京墨田区プレビュー公演・曳舟文化センターを皮切りに、東京凱旋公演となる3月22日から26日紀伊國屋ホールまで、全国13カ所で25公演を予定。

舞台『画狂人北斎』-2023-
演出:宮本亞門
脚本:池谷雅夫
出演: 
葛飾北斎:西岡 德馬
お栄:雛形 あきこ
高井鴻山/柳川時太郎:馬場 良馬
峰岸凜汰:谷 佳樹
長谷川南斗:津村 知与支
柳亭種彦:水谷 あつし
公式ホームページ: https://no-4.biz/hokusai2023/