『狐の嫁入り』で国内外の映画祭を沸かせた恵水流生監督が手がけた短編映画『Family And War』が、2025年カンヌ国際映画祭 ショートフィルムコーナー(Short Film Corner | Rendez-vous Industry)で上映されることが決定しました。

Family And War | yakumoxBB

本作は、16mmフィルムが描き出す ざらついた質感と詩的な映像美が印象的なヒューマンドラマ。

私たちは、なぜ争うのか。
そして、それを終わらせるには、何が必要なのか。
戦場の兵士たちと、身近な家族の口論を重ね合わせることで“争い”の本質にそっと触れ、濃密な14分間へと観る者を誘います。

Family And War | yakumoxBB

撮影地は、神奈川県小田原の森の奥深く。
静寂のなかに響く銃声と水音、森に差し込む朝の光。
リアルと幻想の境界を16mmフィルムが繊細にすくい取っています。

また、キャストには実力派俳優伊藤慶徳を起用。
彼の熱い想いと演技力がこの作品を支えています。

恵水 流生/監督・脚本 コメント
「争いは、誰か遠い人たちの話ではなく、実はとても身近なところから生まれているのかもしれない。家族のなかにある“わかりあえなさ”と世界の争いは、どこかつながっている。
この映画は、その痛みと希望の間を歩く作品です。」

Family And War
監督・脚本:恵水 流生
製作会社:emir heart inc.
キャスト:伊藤 慶徳、蓮尾 たかせ、七海 悠貴、古川 時男
上映時間:14分/16mmフィルム撮影
公式サイト https://www.emirheart.com