東山紀之が主演する日本発の新感覚スパイアクション、Amazon Originalドラマ「GAME OF SPY」が、6月24日から、Amazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信がスタート。
その前夜となる6月23日に東山紀之、小澤征悦、ローレン・サイ、松平 健、渡部篤郎らが登壇する生配信イベントを開催されました。
東山紀之 羽柴猛役:地上波ではできない激しいアクションをやりたい!
「ようやく完成して、みなさんの元に届けられる喜びを感じています。独特の世界観ができたと思っていますし、世界配信でたくさんの方に日本の文化の素晴らしさや、スタッフの優秀さを感じていただければと思います」と完成した作品を、日本国内はもちろん、世界の視聴者に向けても作品をアピールする東山紀之。
本作は、東山さんが「地上波ではできない激しいアクションをやりたい」と熱望したところから、企画がスタート。
「アクションというのはやはり、できる年齢があると思うけど、それを打ち破ってやってみたいという思いが強かったです。地上波ではできないようなことが配信ではできるということで、思い切りやってみたいなと思いました」と、その思いを語りました。
見どころとなるのは、やはり迫力あるアクションシーン。
東山さん演じる羽柴は軍隊格闘「カリ・シラット」に加えて、手裏剣や吹矢、鍵鉤縄など日本古来の武器や忍術を組み合わせた、独自のスタイルのアクションを繰り出すのが特徴。
羽柴の格闘スタイルについて、東山さん自身も「忍術や日本が持っている文化の深さ、それを融合させた素晴しさを感じてもらえると思います!」と、手応えを感じている様子。
一方、方向音痴だったり、スパイなのにやや抜けたところのある羽柴のパーソナリティについては…。
「どちらかと言うと、僕の素に近い気が…(苦笑)。方向音痴でデジタルに弱いところとか…。役作りというより、脚本に沿ってやっていったら、自然とそういうキャラクターになってたという感じで、愛すべきキャラクターになっていると思います」と、明かしました。
小澤征悦 香月政晴役:家庭人とGOS、2つの顔を持つ男
羽柴の“バディ”という役どころを演じた小澤征悦。
本作では東山さん演じる羽柴と繰り広げる息の合ったアクションシーンが見どころのひとつとなっていますが、体作りを含め、丹念に準備をして撮影に挑んだという小澤さん。
「(香月は)ボクシングスタイルのパワー型の役柄。クランクインする何カ月も前から、ボクシングで実際にミットを打って練習しました」。
また東山さんとの共演を、クランクイン前から楽しみしていたとのことですが…。
「本当にビックリしたんですけど、僕はボクシングを3ラウンドやったらヘトヘトになるんですよ。でも、ヒガシさんは横で汗ひとつかいてないんです。しかもその後、家まで走って帰ってましたから…(笑)。今回、改めて(東山の)仕事に対するストイックさを感じました」と、“東山紀之超人伝説”を披露。
そんな小澤さんのアクションを褒めつつ東山さんが「これからは褒め合って生きていくという、ね」と言うと、小澤さんが「そうだね、ヒガシ!」と答える一幕も。
微笑ましいバディぶりに、会場の雰囲気も一気に和みました。
ローレン・サイ 檜山レイ役:紅一点、美貌の女スパイ
「日本語での演技は初めてで、発音とかも大変でしたし、スパイの話ということで普段は使わない言葉が多くて、いい勉強になりました」と、撮影をふり返るローレン・サイ。
この日のイベントでも流暢な日本語で話していたローレンさん。
YouTubeや映画を見ながら、独学で日本語を学んだのだとか。
そんなローレンさんについて「本当に偉いと思います。一人で日本に来て、現場に来て、難しい日本語の演技をやって…『自分だったら?』と考えると勇気が出ないと思う。ローレンの頑張りが現場に刺激をくれたし、本当にすごい才能です」と、東山さんも大絶賛。
続けて小澤さんが「俺より日本語うまいよ!」と称賛すると、どう反応すれば良いものかと、一同、沈黙。気まずい雰囲気に。
これには小沢さんも「誰か拾ってくださいよ!全員にハシゴを外された感じ…」と、苦笑い。
会場は、大きな笑いで包まれました。
松平健 高原隆一役:暴れないスパイ将軍!?
秘密裏に羽柴に仕事を依頼する公安調査庁の総務部次長・高原を演じた松平健。
極秘スパイ機関「GOS」の“強み”を松平さんに問うと「やはり、ひとりひとりが能力・才能に長けたメンバーであること。そして高原の正義感、日本を愛するの気持ちじゃないかと思います」と語ります。
ちなみに、この日の登壇陣の中で、誰が一番スパイに向いているか? という質問には、東山さんは迷わず松平さんの名を。
「普段は静かな方で、僕らはくだらないことをしゃべってる時でも、健さんは静かにたたずんでいて…」と、その立ち居振る舞いがスパイ向きだと熱弁。
小澤さんも「気づいたら真後ろに立ってるんですよ!」と、松平さんのスパイの資質に言及。
東山さんからは「ゴルゴ13ですね(笑)」との声も。
渡部篤郎 白鳥健造役:周囲から絶大な信頼を得ている内閣官房長官
東山紀之との共演は、約30年ぶりとなる渡部篤郎。
東山さんが「素敵な俳優さんになられて…」と話を向けると、「感慨深いものがありますよ。僕は(当時)23~24くらいですよね。東山さんは大スターでしたけど、私は出たばかりの若者で…。いま、こうやっていられることについて、自分をほめたいですね」と、しみじみと語る渡部さん。その姿に、東山さんからは「もう、佇まいや喋り方が政治家みたい!」とツッコミが。
苦笑しながらも渡部さんは改めて「少し長くやってると、こうやって何十年ぶりとかに会えたりするんですね。若い時は突っ走ってやってる感じだけど、思い返していろんな方に感謝できたりして、とてもいい機会でした」と、東山さんと久々に共演した喜びを口にしました。
そのコメントに対し、「30年以上経っている感じはしなかったですね。いろんな人生経験を経て、こうやって会うわけですけど、その頃の自分のことを思ったり、経てきた年数を思い返すこともあって…。良い出会いだったなと改めて思います」と、東山さん。
長年一線で活躍しているお二人だからこその絆を感じた瞬間でした。
その後、「あったら便利だと思う忍法グッズ」や「これだけは誰にも負けない特技」などをトークテーマに、終始笑いが絶えなかった「GAME OF SPY」プレミア潜入生配信イベント。
「GOS」メンバーのチームワークの良さが伝わってくるひと時となりました。
最後に、東山さんが「エンタテインメントを届けることが一番の使命であり、その方向性はみんな共通していると思います。この作品を見ることで、ひとときの癒しや喜びを感じてもらえたら嬉しいです。こういう作品を日本発でできるという幸せを感じながら、あとはみなさんにその思いを届けるだけだと思います!」と力強く語り、配信イベントは幕を閉じました。
「GAME OF SPY」は2022年6月24日(金)からAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信スタート。8月1日から世界配信。
GAME OF SPY 2022年6月24日(金)からAmazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信スタート 8月1日から世界配信 キャスト :東山紀之、小澤征悦、ローレン・サイ、植野行雄(デニス)、でんでん、松平 健 / 田中 泯 / 渡部篤郎 企画・プロデュース:和佐野健一 プロデューサー:大森敬仁、百瀬龍介 脚本:徳永友一、和佐野健一 音楽:海田庄吾 アクション監督:栗田政明 監督:及川拓郎 (C)東映株式会社 公式サイト:gameofspy.toeiad.co.jp Amazon Prime Video作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B09SKHX2JD