5月の第2日曜日は「母の日」。
2022年は、ゴールデンウィークの最終日となる5月8日が「母の日」にあたりますね。
ディズニープラスでは、母と子、そして家族にまつわる心温まる作品が多数配信されています。
そこで今回は、「母の日」に観たい映画を3作品ご紹介します。

ダンボ

ダンボ (C) 2022 Disney | yakumoxBB

ウィルト・ディズニーが手がけた珠玉の名作アニメーションを実写映画化した『ダンボ』。
1914年に製作されたオリジナル版をもとに、子象ダンボの新たな物語を鬼才ティム・バートン監督が描きました。

ダンボ (C) 2022 Disney | yakumoxBB

1919年、アメリカ。
機関車に貨物をつないで各地を巡回するサーカス団に、待望の赤ちゃん象が生まれた。
地面につくほど大きな耳を持つその子は、サーカスの新しい看板として期待される。
しかしその不恰好な容姿から“ダンボ”と呼ばれ、観客の笑い者となってしまう。
そんなダンボに寄り添っていたのが、元看板スターのホルト、彼の娘ミリー、そして息子のジョー。
ある日、ミリーとジョーは偶然、ジャンボが空を飛べることを知り……。

ダンボ (C) 2022 Disney | yakumoxBB

「ママに会いたい」。その一心で、耳を翼のように広げて飛行するダンボの姿は、実にマジカルでエモーショナル!
またダンボと母象ジャンボの親子愛を情感豊かに描き出しているのも、本作の大きな見どころです。
中でも、ある事件をきっかけに離れ離れになってしまったダンボとジャンボが、閉じ込められた鉄格子を挟んで、懸命に鼻を伸ばしながら抱擁するシーンは、涙なしで観ることは出来ません。
母が子どもに注ぐ無償の愛は、何物にも勝る強さの象徴と言っても過言ではないでしょう。

スリー・ビルボード

スリー・ビルボード (C) 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. | yakumoxBB

娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、予期せぬ事件が巻き起こっていくクライム・サスペンス『スリー・ビルボード』。
第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭では最高賞にあたる観客賞を受賞。
第90回アカデミー賞では主演女優賞、助演男優賞の2冠に輝いたことでも話題となりました。

スリー・ビルボード (C) 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. | yakumoxBB

アメリカ、ミズーリ州に片田舎の町。
7ヶ月ほど前に何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドは、犯人を逮捕できない警察に苛立つばかりだった。
業を煮やした彼女は、警察を批判する3枚の広告看板を町外れの道路沿いに設置する。
それがきっかけで、彼女の行動を快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には溝が生まれ、諍いが絶えないように。
やがて事態は、思わぬ方向へと動き始め……。

スリー・ビルボード (C) 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. | yakumoxBB

主人公のミルドレッドを演じたのは、フランシス・マクドーマンド。
周囲から脅されようとも決して屈することなく孤軍奮闘を続ける、過激すぎる母親を熱演しています。愛する娘のためなら、誰を敵に回しても構わない。
主人公の怒りを通じて、母の愛の強さと偉大さを感じずにはいられない一作です。

インクレディブル・ファミリー

インクレディブル・ファミリー (C)2022 Disney/Pixar | yakumoxBB

愛すべきヒーロー家族の活躍を描いたディズニー/ピクサー長編アニメーション『Mr.インクレディブル』の続編、『インクレディブル・ファミリー』。
家族の絆をテーマとした本作では、しっかり者のママが大活躍するストーリーとなっています。

インクレディブル・ファミリー (C)2022 Disney/Pixar | yakumoxBB

悪と戦い、街の平和を守ってきた、“Mr. インクレディブル”ことボブをはじめとする、パー一家。
しかし今では法律でヒーロー活動が禁止されてしまい、一家はひっそりと暮らしていた。
そんなある日、ファミリーの元に復活をかけたミッションが舞い込む。
だが残念なことに任されたのはボブではなく、イラスティガールのヘレン。
自分へのオファーではなかったことにショックが隠せないボブだったが、多忙な妻に代わり、慣れない家事や育児に悪戦苦闘。
ところが、ヘレンがある事件に遭遇したことから、彼女の身に危険が迫り……。

インクレディブル・ファミリー (C)2022 Disney/Pixar | yakumoxBB

家族を支えるために、久々に“職場復帰”したヘレン。
バリバリとヒーロー活動に勤しむ姿は、クールでカッコいい!
その一方で、任務を終えると真っ先に家に電話をかけて家族を気遣うなど、強さと優しさを兼ね備えたヘレンは、まさに良妻賢母。
そして、母親業はヒーロー業と同じくらい大変なのだということに、改めて気づかされる人も多いことでしょう。

ディズニープラスでは他にも『私ときどきレッサーパンダ』や『アニマル・ダイアリー 動物たちの成長記録』など、アニメーション、実写、ドキュメンタリー作品で、様々な“母の姿”を楽しむことが出来ます。
「母の日」はディズニープラスを通じて、素敵な時間をお過ごし下さい。(Text 八雲ふみね)

ディズニープラス公式サイト https://disneyplus.jp/


ダンボ
ディズニープラスで配信中
出演:コリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、アラン・アーキン、ニコ・パーカー、フィンリー・ホビンス、ジョセフ・ガット、ダグラス・リース、フィル・ジマーマン、マイケル・バッファー、シャロン・ルーニー
日本語吹替版:西島秀俊、井上和彦、浦山迅、沢城みゆき、糸博、遠藤璃菜、岡部息吹、阪口周平、巻島康一、竹田雅則、銀河万丈、大塚千弘
監督:ティム・バートン
脚本:アーレン・クルーガー
原題:Dumbo
(C) 2022 Disney
ディズニープラス公式サイト https://disneyplus.jp/

スリー・ビルボード
ディズニープラスのスターで配信中
監督・脚本:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス、ピーター・ディンクレイジ
原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
(C) 2022 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
ディズニープラス公式サイト https://disneyplus.jp/

インクレディブル・ファミリー
ディズニープラスで配信中
声の出演:クレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、サラ・ヴァウエル、ハック・ミルナー、キャサリン・キーナー、イーライ・フシール、ボブ・オデンカーク、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィア・ブッシュ、ブラッド・バード、ジョン・ラッツェンバーガー、フィル・ラマール
日本語吹替版:三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、山崎智史、加藤有生子、イーライ・フシール、木下浩之、斎藤志郎、小島瑠璃子、後藤哲夫、高田延彦、サンシャイン池崎
脚本&監督:ブラッド・バード
(C)2022 Disney/Pixar
原題:Incredibles 2
ディズニープラス公式サイト https://disneyplus.jp/