エミリー・セントジョン・マンデルによる世界的ベストセラー小説を完全ドラマ化した『ステーション・イレブン』。
人類の大半がウイルス感染により死滅し、文明が崩壊して20年。
パンデミック当時と文明崩壊の20年後の世界を交錯しながら、さまざまな人間模様と『ステーション・イレブン』をめぐる謎に迫ります。
新型インフルエンザの流行により、人類の大半が死滅し地球の文明が崩壊した。
パンデミックの幕開けは、「リア王」の上演中に舞台で倒れたハリウッド俳優アーサー・リアンダーの死だった。
共演者の幼い子役キルステンは、そのアーサーの死を目の当たりにしてしまう。
そしてパンデミックにより一変した世界の中、ひとりぼっちになってしまったキルステンは、自分を助けてくれたジーヴァンと共に、生き残りをかけた暮らしを始める。
それから、20年後。
キルステンは旅の楽団の一員として巡業をしながら女優を続けていた。
20年前、死の前にアーサーがくれた『ステーション・イレブン』というSF漫画を大切に持ち続けながら。
そんなある日、観客の中から不気味な“預言者”が現れて…。
主人公のキルステン役は、ハリウッドの新たな才能として注目を集めるマッケンジー・デイヴィス。
強い意志と行動力を持つヒロインを瑞々しく演じています。
共演には、子どもの頃をキルステンを助け、保護者的な存在となるジーヴァン役にはヒメーシュ・パテル。
謎の死を遂げるハリウッド俳優アーサー役にガエル・ガルシア・ベルナルなど、個性豊かなキャストが集結しています。
メガホンを取ったのは、グラミー賞受賞及びエミー賞ノミネート経験のある気鋭ヒロ・ムライ。
幻想的でスタイリッシュな映像美によって、パンデミック後の世界を色鮮やかに描き出しました。
生き残りをかけたサバイバル、登場人物たちの過去が複雑に絡み合うサスペンス…と、さまざまなエピソードがスリリングに展開し、回を追うごとに目が離せなくなってしまう本作。
その一方で、失われたものを大切にしながら、新たな世界を創造しようとする人々の“再生へのメッセージ”が「現代の物語」として提示されており、観る者に語りかけてきます。
とりわけシャイクスピアの作品が効果的に使われているのが印象的。
シャイクスピア作品の持つ不変性が、本作が伝えたいメッセージとリンクしていくのも面白いところです。
新型コロナウイルスによる世界的パンデミックを経験した私たちにとって、決して他人事ではない世界が描かれている本作。
今までの終末作品とは一線を画した傑作SFドラマです。
ステーション・イレブン（全10話）
U-NEXTにて独占配信中
【キャスト】
マッケンジー・デイヴィス、ヒメーシュ・パテル、ダニエル・ゾヴァット、デヴィッド・ウィルモット、マチルダ・ローラー、フィリッピーヌ・ヴェルジュ、ナバーン・リズワン、ロリ・ペティ、ガエル・ガルシア・ベルナル、ダニエル・デッドワイラー
【日本語吹替版キャスト】
早見沙織、細谷佳正、安元洋貴、伊瀬茉莉也、東地宏樹、佐々木望
【スタッフ】
企画・製作総指揮：パトリック・サマーヴィル
製作総指揮：スコット・スタインドーフ、スコット・デルマン、ディラン・ラッセル、ジェシカ・ローズ、ヒロ・ムライ、ジェレミー・ポデスワ、ネイト・マッテソン
監督：ヒロ・ムライ、ジェレミー・ポデスワ、ヘレン・シェイヴァー、ルーシー・シャーニアク
製作会社：パラマウントテレビスタジオ
国際配給：パラマウント グローバル コンテンツ ディストリビューション
原題：Station Eleven
配信：U-NEXT
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U-NEXT公式サイト https://video.unext.jp/
