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yakumox REVIEW
デッドエンドの思い出




写真は『デッドエンドの思い出』プレミア上映会での模様です。
左からチェ・ヒョンヨン監督、チェ・スヨン(少女時代)、田中俊亮(BOYS AND MEN)、原作者・吉本ばなな。
八雲ふみねが司会を務めました。




失恋し、新たな出会いに支えられて前へ進もうとする主人公・ユミについて…。
「最初は全ては理解できなかったんですけれども、撮影をしていくうちに監督といろいろなことを話し合いながら、ユミと共に私も成長した気がしました」と撮 影を振り返る、スヨンさん。

「撮影現場では、キャスト、スタッフの皆さんと、とにかくコミュニケーションを取ろうと…。その雰囲気をそのまま芝居に生かすことが出来ればと思いながら 演じました」と、古民家カフェのオーナー・西山役の田中さん。

「中学生の時から(吉本)先生の作品を読んできて得た共感を皆さんに届けられるように、映画化をやってみようと勇気を出しました」と、本作が長編初監督と なるチェ・ヒョンヨン監督。

そして、「初めは、日韓合作でスヨンちゃんが出るなんて実現しないと思いました」と明かしつつも、作品の完成度にも大満足なご様子の吉本ばなな先生。

チェ・ヒョンヨン監督とスヨンさんは流暢な日本語でお話して下さったため、お客様にもお二人の作品に賭けた思いがダイレクトに伝わったのではないでしょう か。
予定よりもたくさんのお話を伺うことが出来た舞台挨拶でした。



原作者の吉本ばななが「自身の最高傑作」と語る短編を、日韓共同製作で映画化した『デッド・エンドの思い出」。 遠距離恋愛中の婚約者を追って韓国から名古屋へやって来たユミ。 だが彼のアパートには見知らぬ女性の姿が…。 失意の中、街を彷徨うユミがたどり着いたのは、ゲストハウスを兼ねた古民家カフェ。 そこに集う人々やオーナーの西山と触れ合ううちに、ユミは少しずつ傷ついた心を癒していく…。


原作にもある珠玉の名言が散りばめられ、女性監督らしい柔らかなテイストが印象的。
切なさも優しさも淡々と描かれていて、観る人の心にゆったりと寄り添ってくれる作品です。


デッドエンドの思い出
2019年2月16日から新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
2019年2月2日シネマスコーレにて名古屋先行公開
監督:チェ・ヒョンヨン
原 作:よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫刊)
出演:スヨン(少女時代)、田中俊介(BOYS AND MEN)、ペ・ヌリ、アン・ボヒョン、ドン・ヒョンベ、イ・ジョンミン、平田薫、若杉凩 ほか
©️2018「Memories of a Dead End」 FILM Partners
公式サイト http://dead-end-movie.com/

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